ペルセウス通信

皆さんこんにちは。横川です。
昨日朝のNHK「おはよう日本」の「サイカル研究室」というコーナーで、当社研究開発部長の萩原取締役と研究開発部員が取材を受けた内容が放送されました。テーマは「AI創薬」です。ノーベル化学賞受賞を受けて今頻繁にメディアで取り上げられていますが、AIが創薬に果たす役割と将来像を、研究現場の取材をもとに様々な視点から考察した内容です。当社は、実際に「アルファフォールド」で抗体配列を入力後、予測結果が得られるまでの様子や所要時間、また、その予測が従来法のX線構造解析の結果とほぼ一致していることを具体的にご説明したところを取り上げていただきました。結果が得られるまでの時間をスマホのタイマーで計測するなど、TVならではの工夫が凝らされていました。

萩原取締役へのインタビューでは、大型の研究設備が整っていないベンチャーでこそ際立つAIのメリットについて語りました。従業員が30名に満たない小さな企業であっても、AIを活用することで開発にかかる時間とコストを大きく縮小でき、効率化が図れることはもちろん、新たな創薬の発想にも繋がります。これは、最終的に患者さんにとって大きな利益をもたらすものです。創薬において、今後AIは急速に進化すると思われますが、当社も積極的に活用し、画期的な抗体医薬品の開発を迅速に進めてまいります。

皆様におかれましては、今後とも当社へのご理解・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

12月22日放送　NHK　「おはよう日本」
■NHK「おはよう日本」過去のエピソード
https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/list/

以下のページで当日の放送内容の記事をお読みいただけます。
■NHK　NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241221/k10014671531000.html