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日本抗体学会で新しい研究成果を発表します
2024年10月02日
みなさんこんにちは。社長の横川です。
本日発表
した通り、12月の第3回日本抗体学会学術大会において、当社の研究成果の発表が昨年に引き続いて採択されました。本学会には多くの抗体技術の専門家が集まりますので、専門性の高い意見交換や技術情報の獲得が見込まれます。
今回の発表は、ファージディスプレイ法を用いた抗体取得に関するものです。抗体取得方法にはいくつかの手法がありますが、ファージディスプレイ法は動物を使用せずに抗体を取得できるもので、PPMX-T003もこの手法で取得しました。医療ニーズの中心である、取得が難しい高難度抗原に対する抗体の取得のためには欠かせない、当社の根幹を成す重要技術の一つです。
当社はこのファージディスプレイ法の効率をさらに高めるため、名古屋市立大学と共同で次世代シーケンサーを活用する手法を新たに開発しました。当社はAI技術を活用した抗体創薬への適用を推進しており、この研究成果は今後の基盤となる技術だと考えております。学会では当社の研究担当部長がポスター発表を行い、参加者の皆さんからのご質問やご意見を伺います。本技術の完成度がさらに高まるような技術討論を期待しております。
皆様におかれましては、引き続き当社へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。