ペルセウス通信

当社研究員の留学体験記が日本薬学会会誌に掲載されました

2024年01月15日

みなさんこんにちは。社長の横川です。
昨年4月に入社した当社研究員が、入社前のアメリカでの留学体験について日本薬学会会誌「ファルマシア」に寄稿し、このたび掲載されました。同会の許可を得て採用情報に転載しましたので、新卒でも転職でも当社で働くことを検討されている方は是非参考になさってください。ステークホルダーの皆様も、当社研究員の一面が垣間見えると思いますのでお読みいただければと思います。

寄稿内容は、薬学部を卒業(薬剤師資格を取得)後、大学院に進んで博士号取得前後に、ノース・カロライナ州の米国国立環境衛生科学研究所/米国国立衛生研究所(NIEHS/NIH)で6年間の研究生活を送った時の体験記です。彼の研究主題は当社の抗体試薬事業の中心を占める核内受容体で、その分野の第一人者である根岸正彦先生に師事した後、新たな分野に挑戦して研究領域を広げました。そしてキャリアパスを熟考した結果、新薬で患者さんを救うという夢をかなえるため、バイオベンチャーである当社への就職に至ったものです。

当社は次期パイプライン創成のための基礎研究やパイプラインの開発、そして抗体研究支援サービスの拡充に向けて、積極的に研究員の採用を進めております。今期は4名の研究員を迎えたほか、臨床開発のベテランも我々の仲間に加わりました。

当社ではキャリアや学位も様々な社員がバイオの研究業務に当たっています。もちろん専門知識は必要ですが、博士以外の創薬経験のない若手の研究者もたくさん在籍しており、生物関係の基礎力と強い情熱によって比較的短期間で当社の研究員として活躍しています。業務の範囲は基礎研究、開発研究、臨床開発(非臨床、CMC、治験)、研究用試薬の新規開発、受託研究など幅広く、バイオの研究開発だけでなく、ビジネスの経験を積む機会もあります。

現在、抗体医薬品はバイオ医薬品の中核を占めており、ADCや放射性同位体標識抗体など、薬効を高めた新たな抗体医薬品の開発がホット・トピックとなっています。当社は、こうした次世代型抗体医薬品についても開発を進めるとともに、研究員の育成や次のパイプラインの創出に努め、継続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。
皆様におかれましては、今後とも当社へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。