ペルセウス通信

日本橋ラボのご紹介

2023年08月08日

みなさんこんにちは。社長の横川です。
今回は当社の新しい本社・ラボ、特にラボについてお伝えします。移転の目的は、当社事業の根幹である抗体技術をさらに研鑽するとともに、事業の拡大に向けた研究開発を推進し、事業計画を達成することです。パイプラインの開発が重要なのはもちろんですが、それと同時に次期パイプライン創成のための基礎研究も、当社の持続的成長のためには極めて重要と考えています。

旧本社はフロアスペースが狭く、しばしば実験効率に影響しました。また、ラボを3階と4階に、オフィスを2階に配置していたため、動線が悪く、研究員は2階から4階まで一日に何度も行き来していました。

新本社では、居室とラボを1フロアに配置し、特にラボはすべての機能を集約しています。実験エリアと設備のレイアウトは研究員自身が使いやすさや今後の拡張性などを熟慮して決定しました。その結果、開発中のPPMX-T004のようなADC(抗体薬物複合体)や、新規パイプライン候補の十分な実験スペースが確保されています。新しい抗体探索技術の導入も進み、研究員の目の輝きに士気の向上を実感します。研究員相互のコミュニケーションも以前より格段に増え、現場力が強化しつつあります。





4月には当社としては初となる新卒も含めて、若手研究員3名が新しい仲間として加わりました。組織の活性化が、新しいアイディアの創生にも必ずつながっていくものと考えています。

今回、無事移転を果たせたのも、株主の皆様のご理解・ご協力があってのことです。これを機に、事業の発展にますます邁進してまいりますので、皆様におかれましては、今後とも当社へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。