ペルセウス通信

第13回JSH国際シンポジウムでの発表について

2023年07月24日

みなさんこんにちは。社長の横川です。
先週金曜日から土曜日にかけて、つくば市で「The 13th JSH International Symposium 2023 in Tsukuba」が開催されました。JSH(日本血液学会)が主催する、今回で13回目を迎える国際シンポジウムで、当社の真性多血症(PV)の第I相試験(P1)の中間結果について、大阪公立大学の高桑先生からポスター発表が行われました。

5月の近畿血液学地方会での内容に加えて、3例目の患者さんへの投与後の全観察期間の経過も含めたデータが公開され、再び注目を集めました。PPMX-T003の安全性と薬効については、すでにお知らせしているとおり3例すべてで良好な結果を得ております。

会場では、出席した血液専門医と活発な議論が行われました。特に、この治験薬の作用機序、副作用と治療効果の関係、他のPV治療薬との位置づけ、特長などが議論され、高桑先生が回答されました。同席した当社CTOの松浦も、今後の開発方針や適用拡大に向けて有用な議論があり、大変参考になりましたとの感想を述べています。

本治験では治験実施施設を8か所に増やしており、残る3名を今期中に組み入れて、第Ⅰ相試験を完了させる予定です。皆様には、引き続き当社へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。