研究開発
ペルセウスプロテオミクスの技術力

1 トランスクリプトームデータベース

新薬開発において最も重要なことの1つが、できるだけ効率的に標的タンパク質を絞り込んでいくことです。ペルセウス プロテオミクスでは、油谷浩幸教授(東大先端研)が開発している世界有数のLSBMトランスクリプトームデータベースから得られる情報に基づき、有用な標的分子を発掘しています。

現在、創薬標的1,000個の中から、日本人の成人死亡の二大原因である「生活習慣病・癌」の診断・治療に役立つと考えられる標的分子に対する抗体を開発しています。


2 機能性タンパク質発現技術(BV[Budded Baculovirus]発現技術)

特異性と親和性の高い抗体を作製するには、標的分子の構造および機能を保ったまま発現させることが極めて重要です。浜窪隆雄教授(東大先端研)を中心に開発されたBV発現技術に関して、ペルセウスプロテオミクスは独占的通常実施権を有しています。同技術を用いることにより
(1)標的タンパク質を発芽バキュロウイルス上に大量発現させ、抗原として直接利用可能です
(2)GPCR*3など構造の複雑な膜タンパク質でも機能を保持したまま発現が可能です
このように従来は発現が困難だった標的分子を抗原として利用できるようになりました。

*3 G-Protein Coupled receptor


3 免疫寛容を制御する技術

膜タンパク質などはヒトとマウスなど動物種を越えて保存されている場合が多く、通常の免疫では機能性抗体を得ることは難しいことが知られています。ペルセウス プロテオミクスLSBMと共同で、免疫動物の抗原の投与方法および免疫能の賦活化を通じて免疫寛容を抑制し、機能的な抗体を作る技術を開発しています。


4 高い機能性抗体を作製する技術

モノクローナル抗体作製を約20年にわたって経験してきた技術者、発現解析・機能解析に豊富な経験を持つ研究員からなる開発チームによって抗体を作製しています。最先端の英知とこれら開発チームの技術を融合させることで、高い特異性・親和性を持つ高機能性抗体を創出します。




抗体医薬品開発

がんの治療薬を開発する事業です。がん細胞と正常細胞を識別し、体内の免疫細胞を誘導してがん細胞のみを攻撃・死滅させる機能を有する抗体が、遺伝子組換技術によって人工的に大量作製され、体内に投与するがん治療薬として用いられます。
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診断マーカー開発

がんの判定、及び生活習慣病がもたらす疾病リスクを予測するための、診断薬を開発する事業です。
がん細胞や疾患に係わる細胞が血液中に放出する特異的な微量なタンパク質濃度を測定し、特定の疾病にかかっている可能性を判定します。

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核内受容体創薬

高脂血症や糖尿病等の生活習慣病の治療薬を開発する事業です。
これらの疾病の治療薬開発にとって決め手となる情報をもたらす新規物質を、ペルセウスが世界で唯一全48種類を取り揃えている核内受容体抗体を用いて見出し、その物質が提供する情報を基に治療薬開発を行う、全く新しい創薬アプローチです。
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研究試薬開発

ペルセウスが世界で唯一全48種類を取り揃えている核内受容体抗体を、世界の核内受容体研究者へ向けて研究用試薬として販売しています。
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