ペルセウス通信

富士フイルム社による当社株式の一部売却について

2022年09月08日

みなさんこんにちは。ペルセウスプロテオミクス代表取締役社長の横川です。本日、富士フイルム社の当社株式の一部売却を受けて、筆頭株主である主要株主の異動をお知らせしました。昨年9月にも同様のお知らせについて、この場で背景と今後の影響についてお伝えしましたが、あらためてご説明いたします。
まず、今回の売却の理由ですが、富士フイルム社からは当社が開発した薬剤のライセンス(PPMX-T002、PPMX-T004)を昨年3月に返還したことを踏まえて、当社との関係性を見直す中で一定の株式数を売却することに決めたと伺っております。なお、今後の売却については現時点で決まっていることはありません。
当社は上場以前からすでに独立的な経営を行っており、今後の導出活動においても、より幅広くグローバルなパートナーとの連携を目指しております。同社から返還された2つのパイプラインは、放射性同位体を標識した抗体(PPMX-T002)と抗がん剤を結合した抗体(PPMX-T004)で、それぞれ有望なパイプラインとして開発を進めております。これらの進捗は適宜皆様にお知らせしてまいりますので、PPMX-T003とともに、ぜひご期待いただければと思います。
皆様におかれましては、引き続き当社へのご理解・ご支援のほどよろしくお願いいたします。